Veganismブログ

2024年5月

Veganismに関する記事

May012024

パリ2024年夏季オリンピックの食事の60%以上がプラントベースに。

時代は変わってきています。
つい20年ほど前には、どこでも喫煙可能でしたよね。
レストランやオフィス内、航空機や電車の中、学校や病院、家の中、どこでも…
健康被害と安全のためですが、けっこうなスピードで世の中はがらりと変わったと思います。

毛皮のコートなどを身に付ける人もほとんどいなくなりました。
ブランドイメージが大切なハイブランドはこぞって動物の皮を使わない方針に変わってきています。
毛皮を着ている人がもしいたとしたら、かなり残念で悲しい気持ちがしませんか。
皮製品も無くなっていくでしょう。

二つのニュースをご紹介したいと思います。
テレビのニュースや特集でもヴィーガンについての考え方や食べ物が、放映されるようになってきました。
時代の変化に取り残されないようにしてください。

パリ2024年夏季オリンピックで提供される食事の60%以上が、プラントベースになる見込みです。
主催者は、大会全体の二酸化炭素排出量をこれまでの半分まで削減することを目指しており、参加選手および観客にヴィーガンが増加していることにも対応したい、としています。

選手村のレストランメニューには、キヌアサラダやファラフェルなどのヴィーガンオプションが加わり、3割以上がプラントベースになるほか、一般客向けの軽食は6割、スタッフ用の食事は5割が植物性食品になる予定です。
食事を考案したヴァンサン・ジロットさんは、「ヴィーガンはバランスの取れた食事に適しており、アスリートの食事としても適しています」と語っています。
オリンピックがプラントベースを採用することで、スポーツ選手の食事に対する認識が大きく好転することが期待されます。

デンマーク最大のファッションイベント、コペンハーゲン・ファッション・ウィークは、2025年のイベントで、ヘビやワニなどのエキゾチックアニマルの皮および羽毛の使用を禁止すると発表しました。
ヘルシンキ・ファッション・ウィーク、ストックホルム・ファッション・ウィーク、メルボルン・ファッション・ウィークは、すでにエキゾチックスキンの使用を禁じており、メルボルンとコペンハーゲンでは、鳥の羽も使われません。
ファッション業界が動物製品を使用することに反対するキャンペーンを展開し、一連の調査でエキゾチックスキン産業を暴露してきたPETAは、以下のような声明を発表しています。
「エキゾチックスキンとフェザーを完全に排除し、他のイベントの水準を引き上げたコペンハーゲン・ファッション・ウィークを祝福します。この動きは、2022年の毛皮禁止に続く論理的な進化であり、スタイリッシュな消費者が事実に気づきはじめていることを反映しています。ファッションは思いやりを包むものです。倫理的で環境に優しいヴィーガン素材は未来であり、そして未来は今なのです」
PETA Asiaが実施したタイのエキゾチックスキン産業の調査で、閉じ込められている何千匹ものヘビが、ハンマーで頭を殴られたり、フックで突き刺されたりしていることが明らかになりました。調査した2カ所のニシキヘビ養殖場は、グッチ、イヴ・サンローランなどのブランドを展開するファッション複合企業ケリングが所有する工場に皮を供給しています。
エキゾチックスキン取引は、非常に残酷なものです。PETAによれば、ヘビは生きたまま空気や水を注入され、トカゲは乱暴に首を切られます。ワニは、背骨や脳に金属棒を刺されて殺され、好奇心旺盛なダチョウの赤ちゃんは喉を切り裂かれます。
殺戮を日常業務とする労働者に、心身の健全性が保てるはずはなく、現場ではアニマルライツも人権も守られていません。慣行にとらわれず、業界のあり方を見直す必要があります。
国際的で大規模なファッションイベント以外に、ブルックス・ブラザーズ、カルバン・クライン、シャネル、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ジル・サンダー、ノードストローム、トミー・ヒルフィガー、トリー・バーチ、ヴィクトリア・ベッカム、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどのブランドも、エキゾチックスキンの使用をやめています。

時代は変わってきています。
どうか真実を知ってください。どうか人間のひとときの楽しみのために、動物を殺さないでください。
動物搾取をしないヴィーガンという生き方を、誰でもすぐに選べます。

Vegan FTA Japan

PETA アジア 動物の倫理的扱いを求める人々の会

Animal Rights Center
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