移住者インタビュー

パラグライダーをきっかけに丹波に移住しました!

「一歩踏み出す決断が大事」東久詞さん、智子さん

Mar 07, 2017 更新

移住者インタビュー、今回はパラグライダーをきっかけに出会い、結婚された東久詞さん・智子さん夫妻。2年前に青垣に家を購入し、田舎でしかできない子育ても満喫中のお二人に、パラや普段のくらしの楽しさをお伺いしました。

Q.お二人は、いつごろパラグライダーを始められたのですか?

智子さん(以下、智):二人とも2010年で私は9月です。

久詞さん(以下、久):僕は、ロールアウトに来始めたのは夏ごろで、7月くらいでした。ロールアウトに来る4~5年前くらいに北海道で一度タンデムフライトを体験したことがあって、それからやりたいなと思っていたのですが、仕事が忙しくて。それで時間に余裕ができた時期に思い立ち、ネットで検索して、ヒットしたところから順番に電話をかけていきました。ロールアウトは2番目にかけたのですが、その時加藤さんが出て、色々話してみて雰囲気が良さそうだったので、ここに行ってみようと。

11月25日

智:私は友達と一緒にタンデムフライトの体験に来たのが始めです。タンデムフライトの時、インストラクターの人に「ジェットコースターは好きですか」って聞かれて「大好きです」って答えたら、スパイラルの激しいフライトを体験して、先に飛んだ友達は40分くらいの長いフライトだったのに私の方が早く降りてしまって。それも羨ましかったので、まず練習だけでもやってみよう、楽しかったら本格的にやってみようって軽い気持ちだったんです。最初はそんなに来てなかったので半年くらいかけてライセンスを取りました。でも、彼は結構はじめから頻繁に来ていたみたいです。

久:最初にロールアウトに電話をかけたその次の日から1週間位、長期休みを取っていたこともあり、近くの旅館に泊まり込みで毎日通って練習しました。それからも、僕は土日休みだったので、最初の2年間は毎週末ロールアウトに来て練習をしてました。

Q.お二人はロールアウトで知り合って結婚されたということですが、智子さんは平日、久詞さんは土日に来られていたのですね。

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久:基本会わなかったんですけど、時々休暇を取って金曜日とか月曜日にも来て練習してる時があったので、練習の間に休憩している時に話すようになって。

智:私が来始めた頃には彼はもう一人で飛べるようになっていました。なので色々パラのことを教えてもらえました。最初はインストラクターの人かなと思ってたんですけど、始めた時期あまり変わらないって聞いて、「あ、そうやったんや」って(笑)。

Q.飛べないときでもみんなで話したり、交流の機会があるんですね。

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智:そうですね。とても賑わっています。私たちのように、ロールアウトで知り合って結婚した人もいます。みんなでバーベキューをしたり、みんなで久美浜や鳥取砂丘に行ってグラハンの地上練習をしたり、一緒に地域のイベントや花火を見に行ったり、時には真面目な話をしたり熱く語り合ったり、交流の機会は多いです。

久:パラ自体も楽しいんですけど、僕は「人派」ですね。普段の生活では出会えないような業種の人にも出会えますし……。特に初心者の時は気候によって飛べないときも多いんですけど、うまい人と話をするのも勉強になります。今でも天候が荒れていて飛べない時は、一日中みんなで楽しくしゃべって過ごしたりします。特に、常連のS山さんと話している時が楽しいです(笑)。

智:飛べないときに話したりするのも楽しいし、うまくなってくると飛べる時間や天候が増えてきて、それもまた自分の成長を感じられてうれしいです。

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Q.お二人は普段は大阪で暮らしていて、週末は青垣の家で過ごされているのですね。

智:出会ってから2年くらいで結婚したんですが、それから2年後くらいに今の家を購入しました。私自身、田舎で育ってきたので、「子どもを田舎で育てたい」って気持ちは強くて。ここは春になったらすごくきれいな桜が咲くし、虫がいたり、蛍や鹿や狸にでくわしたり、食べ物が美味しかったり、地元の方との付き合いとか、雪遊びとか都会ではさせてあげられない体験がたくさんできるなって思いました。

久:毎日不動産屋さんのwebで、彼女が物件を探しているのは知っていたんです。でも僕が泊まりの仕事に出ているときに「家契約しました」ってメールが来て。あまりの衝撃にそのまま携帯の電源切って寝ました(笑)。

智:不動産屋さんにも「旦那さんはいいんですか」って聞かれたけど、「いいんです」って(笑)。ここはインターにも、ロールアウトにも近いし、条件に合った物件だったんで。たまたまこの物件には畑がついていたので、「せっかくあるからやってみよう」って野菜を育ててみたら、楽しくてハマってしまいました。

Q.野菜作りは、飛べないときのお楽しみの1つにもなりますね。

智:去年は妊娠中で飛べなかったので、色んな作物の栽培に挑戦してみました。鳥に食べられたり、育たなかったり失敗も多いですけど、色んな人に教えてもらいながら。自分で作った野菜が美味しかったり、立派にできたらとてもうれしいし安心して食べれます。

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Q.パラグライダーも、人との交流も、田舎暮らしも楽しんでいらっしゃるお二人から、これからパラグライダーを始めたい人に、メッセージをお願いします。

久:続くか続かないかは別として、まずは体験に申し込んでみることだと思います。それが楽しい世界の入り口になるので。

智:私は色んなスポーツにチャレンジして、旅行も色んなところに行ったりしましたが、メチャクチャ楽しいと思い続いたのはパラでした。同じ風のフライトは二度とないので、1本1本に違う楽しさがあります。世界観が広がるんじゃないでしょうか。

久:この楽しさを知ってもらったら、仕事の隙間を見つけてでもやってみようって思えると思います。チャレンジして見たら面白い世界なので、最初の一歩をぜひ踏み出してほしいです。

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KEY WORDS「パラは楽しい世界への入り口」
普段見られない景色を見て、普段交流できない人たちと交流する、そのすべてが楽しいと語る東さん夫妻。最初の一歩を踏み出す決断力が、楽しい世界に行くための鍵になりそうです。

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